皆さんこんばんわ。 ここ数年で最強の逸材だった佐村河内を,たった 数日後に蹴落とした刺客 小保方女子に唸っている芸能ネタ収集にも余念がない、40歳 高血圧痛風親父です。
しがらみだらけの人生をおくっている、オッサン(もしくはおばさん)に、今宵も糖尿映画、いや、東映映画の御紹介してまいります。
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本日の東映映画
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北海の暴れ竜 1966年 深作欣二監督
梅宮辰夫・・役に何ら重みがないのが潔いです
・室田の日出さんの基地外キャラ
・水島道太郎の俳優オーラ
・梅辰兄ィの危機感がまるでない芝居
・極悪 安部徹の号泣シーン(稀有)
を愉しむ作品。はい、それ以外はございません。プログラムピクチャーは道徳より遊び心なんですから。それにしても梅辰兄ぃ… 役に何ら重みのないのが返って潔いです。
DVD化されています。
(仲良しの山城せんせいと)
さいころ無宿 1960年 内出好吉監督
まさにプログラムピクチャーのお手本
逆に上手さを感じさせないように作ってるんだろうな?と思わせるまさに成熟した作品。すぅーっと入ってきて、すぅーっと溶け込ませるこの心地よさ。多分こうなるのね?あぁ、そうなったなあというこの余裕。観客目線のお手本。脳に優しく配慮する。ほんと粋ですわ。
それぞれのキャラが厭らしく無く出ています。小学生でも分かるストーリー。観た人が気持ち良くなって、帰って行くんだろうなあ~、上手い下手がばればれそうな作り手のセンスが問われる上映時間55分。(同じ55分?でも侍 富士を走る はほんとアチャチャな ふらふら作品)
急がず慌てず、余計な伏線等無し。80歳のおじいちゃんおばあちゃんでも喜ぶだろう配慮。これが一つの映画の取組方だと思うなあ。勿論ビジネスとしてもね。今ではこの手は出来ないだろうなあ・・・いろんな意味でこわいものね。未DVD化です
※このブログは、東映映画の素晴らしさを広める主旨で行っております。なので、なるべく中学生からでも理解可能な言葉で書いています(つもり)。ストーリーも割愛しています。(東映はストーリーは基本あんまり変わりません。話の展開で魅せる映画とは基本的に違います)
あくまでも入口を目指すもので有り、興味を持って頂き実際に観て頂き、貴方の映画ライフに潤いを持たせてほしいのが狙いです。
東映映画は①頭が良くなるとか・・・②人間力向上とか高尚なものとは異なります。登場人物は大体が渡世人とか、アウトローとか、侠客とか、弱者か、極悪人かですので(メインどころはね)。
だだね・・・・
東映映画は、遊び心を育み、日本人の持っている粋さを教えてくれるんですよ。
これってでかいですよ、特に野郎にはね!
おわり
おまけ
やたっぺ三昧になりました。ヘッダー画像と左サイドバーも、やたっぺにしました。